計算ドリル、やる気がしない!?--ビンゴは試した?

計算ドリル、やる気がしない!?--ビンゴは試した?

計算問題を解けるようになるには、反復学習が必要。

そんなことは、頭でも、テストでの経験でもわかっている。

それなのに、何度も似たようなドリル形式の問題を解くのって、嫌になっちゃいますよね。

目の前に、ドドンと50問とか100問とか計算問題がのったプリントを渡されたら、大人だって、問題数に圧倒されて、やる気がなくなるはず。

今回、ご紹介する方法を試せば、やる気を回復して計算問題を解いてくれるかもしれません。 やる気が回復とまではいかなくても、計算問題を解くことを嫌がっていたお子さんも解いてみようかという気持ちになってくれることでしょう。

今回おすすめする方法は、「ビンゴ」を試す、です。

ビンゴ形式で復習するのがおすすめの人

1.「ビンゴ」を試すって??

「ビンゴ」っていうのは、あのビンゴゲームの「ビンゴ」。

おすすめの方法は、ビンゴゲーム「形式」で、計算ドリルの問題を順番に解いていくというものです。

1-1.「ビンゴ」の用意

用意するものは、計算ドリル、筆記用具、ビンゴカードを作るための紙。もしあれば、ストップウォッチやキッチンタイマーも用意できるといいでしょう。

1-2.ビンゴカードの用意

①計算ドリルの範囲を決めます。25問くらい問題集なら、4×4のビンゴカードを作ります。35問くらいなら、5×5のビンゴカードがよいでしょう。

②4×4や5×5のビンゴカードに、問題の番号を書いていきます。

以上で用意は完了です。

すごく、簡単ですね。

復習で使うビンゴカードの用意

1-3.ビンゴ形式での解かせ方

あとは、問題を解いていって、正解の問題番号に○印、不正解の問題には、✕をつけます。○印の2列のビンゴを完成させたら、おしまい。

ぜひ、制限時間を設けて問題を解かせてください。 制限時間は、一問あたりの解答時間に2列分のビンゴが完成する程度の時間に数分加減して設定するとよいでしょう。採点の時間は、制限時間から除外してあげましょう。

ただし、4×4のビンゴカードなら4問ミス、5×5のビンゴカードなら5問ミス、つまり1列分の✕がついた場合は、ゲームオーバー。一旦、解くのをやめます。また、制限時間内に2列分のビンゴを完成できなかったら、同じく、ゲームオーバーとします。

2.「え、問題全部解かなくていいの?」

冷静ですね。

ビンゴカードを作った辞典で、約10問解かない問題を作って、その上、ビンゴを作っていく最中にも解かない問題が出てきちゃう。そんなことを心配しているんですよね。

ご指摘に対する回答は、「ええ、とりあえずは、それでいいんです」です。

ただし、その後、計算学習をどういうふうに進めていくのかの戦略は練る必要があります。便利な方法は、「なぜ、嫌がっていたのか」を分析してみるというものです。

2-1.解きたがらない理由を探りつつ

あんなに解くのを嫌がっていたお子さんが問題を解いてくれました。「なぜ、嫌がっていたのか」を分析する格好の材料です。どういうふうに解いていたか、様子を思い出してみましょう。

文句を言いながらもすぐにビンゴを完成させてしまったのなら、問題集がやさしすぎて、嫌だったのかもしれません。新しい学習内容にすすめちゃいましょう。

泣きそうになりながら、✕を一列分ストレートでだしてしまったのなら、問題の解き方がわかっていないのかもしれません。一列分の問題を使って解き方を教えて、もう一列分、自力で解かせてみましょう。まったく歯がたたないのなら、さかのぼった復習が必要かもしれません。お子さんを萎縮させては意味がないので、計算問題が解けないことを怒鳴ったりすることはしないようにしましょう。

制限時間いっぱい、2、3問ミスしながらも、2列のビンゴを完成させたのなら、単純に気分が乗らなかったという状態かもしれませんね。時間をあけて、残りのマス目の問題を、同じような制限時間で解かせるとよいでしょう。

ビンゴカードでの復習方法

2-2.「え、これだけでいいの?」

もしかすると、お子さんも「これだけでいいの?」というかもしれません。「それでいいんです」と答えてあげましょう。

でも、なかには、「絶対に解きたくない」というお子さんもいることでしょう。

そういうお子さんには、ビンゴのマス目に問題番号を自分で記入させて、「うまくいけば、たったの2列分の問題数で終わるかもしれないよ。」などと声掛けをしてもよいのではないでしょうか。「ミスをすればするだけ、解かないといけない問題は増えるけどね」などと、お子さんの競争心を煽ってもいいでしょう。

大切なのは、ひとまず、やる気がゼロでまったく手をつけていない状態から、1問でも多く問題を解かせるということです。お子さん自身で問題を選択して、自身の解答行動によっては、解く問題数が減るとなれば、「絶対に解きたくない」とお子さんでも、すこしは解いてくれるのではないでしょうか。そして、様子をみながら、当分の間の計算問題の学習方法を戦略を練りましょう。

3.終わりに

さて、この「ビンゴ」方式、計算ドリルタイプの問題集のような一問一答形式の問題集とかなら同じ使い方ができるかもしれません。社会科や理科などの基礎力チェックの問題集がよく一問一答形式を採用していますよね。

勉強に疲れてきたときや気分が乗らないとき、やる気を回復させて、ガシガシ問題を解くヒントとしてこの記事の方法を利用してみてください。